No.47:  キャンディリミット


「そうだ、お菓子屋さんを始めよう!」 お菓子で皆が幸せになれる・・・、そう信じていた。


ジャンル: お菓子作り育成シミュレーション
作者: sunori様
プレイ時間: 2時間〜
遊んだバージョン: ver1.10


内容


「そうだ、お菓子屋さんを始めよう!」

と唐突に始まる、かわいらしい幼児系デザインが特徴の
とってもハートフルなお菓子作りゲームです。


POINT: 「メイン画面」
  • えいぎょう: お店を開いてお菓子を売ります (マウス左ボタン長押し)
  • たんさく: 材料を探します (マウス左ボタン長押し)
  • かいはつ: 新しいお菓子を作ります
  • しょうひん: 作ったお菓子の情報を見ることができます
  • じょうきょう: 客数や販売数などの情報です
  • きゅうけい: 何もすることがないので寝ます

操作は、左クリック(決定)と右クリック(キャンセル)です。
「えいぎょう」と「たんさく」をする時は左ボタンを長押しします。




「かいはつ」はこんな画面。

材料を集めて、新商品を開発し、お店に並べると
来店するお客さんが増えてお店が繁盛するという流れです。

ほんわかした、と〜っても遊びやすい経営ゲームです。



・・・というのは実は真っ赤なウソです。



大事なことなので、もう一度言います。




普通のお菓子作りゲームとナメてかかると
(ココロが)痛い目に合います。





ではどんなゲームなのかと言うと・・・

しいて言うならストーリーを楽しむのがメインのゲームでしょうか。

お菓子作りも演出の一つとして利用されています。
心に訴えかけるストーリーを、全身全霊をかけて魅せてくれる
そんなタイプの作品です。

実にフリーゲームらしいコダワリある作りですので、
日頃フリゲに馴染みのない方にも一度は体験してもらいたい、そんな作品です。

POINT: 「お菓子作りに飽きたら」
  • 50日目まで耐えよう!!何かが起きる!

POINT: 「どれをオススメ商品にしたらいい?」
  • 序盤は魔力と相談しながら
  • 中盤は上げたいと思う項目の商品を

POINT: 「バトル時の操作がわからない」
  • キーボードを使います
  • 「前後の移動」と「武器スキル発動」が行えます
  • 敵との距離によって「武器スキル」を発動できるかが決まります
  • 真ん中のメーター(行動力)がなくなったら「行動終了」を選びます
  • あとは気合で!


エンディング

エンド数は1つ。
ver1.10でクリア後におまけが見られるようになりました。


攻略

  • 全部のお菓子を開発できなかった
     →序盤、探索できる時間帯はすべて探索に費やす
  • ラスボスが倒せない
     →ボスの行動パターンを覚える

POINT: ボス戦
  • ぶっちゃけ、初期バージョン(ボスが弱い)の時に
    適当なスキル+スキル+移動+E&Bぶっぱ+適当で倒しちゃったので
    攻略とかな〜んもわかりませんヽ(・∀・)ノ ウワ〜イ
    KIAIでなんとか頑張ってください。
  • ボスに与えたダメージが大きいと、与えるダメージが大きくなる
    という説明があったようななかったような。


総括

良かった点
 ・総じて演出面がよかった。ノベルにゲーム性を絡めて昇華した感じ。
 ・バトルシステムが面白かった。
 ・ヨウジョ キャンディがかわいかった。(おまわりさ〜ん)
 ・お菓子の絵も全部自作。

気になった点
 ・操作性が直感的でない部分が散見された。特に長押しとバトル。
 ・いっそ全部キーボード(マウス)の方がよかった。とも思うが演出の一部でもあるので。
 ・経営パートがやや単調だった。結局はオススメ商品の選択ぐらいしか。
 ・バトル時の各パラメータの意味がわかりにくい。
 ・ラスボスで勝てずに前に戻りたくなっても容易ではない。(セーブ枠1)

提案
 ・マウス長押し部分を自動で進むようなモードが欲しい。
 ・戦闘の左右キー入力がわかりづらいので矢印表示など何か。
 ・バトルを楽しみたい人向けにボス戦の難易度を選べるようにして、
 経営部分の探索・営業部分を1クリックにして、セーブ枠を増やすと
 バトルを何度も楽しむことができそう。全菓子解放短期間モードとか。


様々なシステムを1作品につめこむのは大変だったと思います。
その挑戦がしっかり効果をあげていてとても楽しめる良い作品でした!!!

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