近未来の宇宙を舞台に、月と地球をまたにかけた戦いが始まる！

ジャンル：　 近未来系SRPG
作者：　雪見大介様
プレイ時間：　 3〜5時間
遊んだバージョン：　ver1.2

内容

戦闘機や戦車、工作歩行車両などのユニットを動かして、
敵と戦うシミュレーションRPGです。

一戦あたりのマップが小さく、ユニット数も多くないので
ストーリーを楽しみながらさくさくと進めることができます。

≪ストーリー≫ 時は2048年。 航空宇宙技術の進歩(ブレイク・スルー)により、 世の中は宇宙開発時代へ突入していた。 条約機構とシルクロード共同体の対立が深まる中、 月面「蒸気の海」に建造中の条約軍の基地が、何者かに襲撃される･･･。

ゲームは「物語パート」と「戦闘パート」を交互に繰り返して進みます。

POINT: 物語パート

• 話をする　：　登場人物と会話をします。攻略に役立つ情報を得ることができます。
• セットアップ　：　機体や武器、スキルなどを変更します。
• ネットワーク　：　戦勝点を使ってオプション装備などを買うことができます。
• フォーメーション　：　スタート時の配置を設定します。
• 進行状況のセーブ　：　セーブします。
• 次のミッションへ　：　準備を終えて、戦闘パートに進みます。

序盤はできることが少ないので、軽く会話を済ませたらセーブをして先に進みましょう。

◆MISSION 1（戦闘訓練）



横から見たタイプのマップです。
左の３ユニット（戦車・航宙戦闘機・工作歩行車両）が自軍。
それ以外の４ユニットが敵軍です。


ユニットにカーソルを合わせて [X]キーを押すと、ユニットの情報を確認することができます。

POINT: 初期ユニット

• 航宙戦闘機　：　月波の初期機体。機動力がある。低HP。（移動力3＋射程3）
• 工作歩行車両　：　ビンズの初期機体。地上ユニットに対して攻撃力大。（移動力3＋射程1）
• 戦車　：　倍村隊長用。防御力があるが脚が遅い。（移動力2＋射程2）

また [C]キーを押すと、勝利条件を確認することができます。
8ターン以内に勝利するとボーナスが得られるそうなので、これを目指しましょう。
相手は訓練用の紙飛行機と固定砲台なので楽に勝てると思います。



途中ではさまる戦闘アニメがなかなか良いですね！


次のミッションからはセッティングやフォーメーションを変更できるので、
たとえばビンスの機体をエバン・バハにして、
空中戦特化で出撃することもできるようになります。

POINT: スキル

• 戦闘中にスキルを閃くことがあります。
• スキルは１キャラにつき２つまでセットすることができます。
• キャラの能力値によってスキルを閃きやすくなります。

POINT: 連鎖攻撃

• 同じ敵を複数のユニットで攻撃すると、敵の防御・回避が下がります。

攻略

POINT: 基本戦略

• むやみに特攻せずに相手を釣って孤立させ、一機ずつ倒す。
• オーバーヘッド、ヘルダイブ、対空砲、対地用武器を活用する。（敵も使うので注意）
• 攻撃力の高い敵に対しては防御力の高いユニットを先行させる。
• 自軍ユニットが破壊されてもデメリットはない。場合によっては囮にする。

・後半は戦車の長距離砲とエネルギアの範囲攻撃が役立つ。
・澪はひたすらヘルダイブ狙い。
・「42式九紋竜」と「ドリームチェイサー」が出たら優先して叩く。

エンディング

エンド数は１つ。（全ボーナスGet＋買い物なしでクリアできました。）

総括

良かった点
　　・１マップがコンパクトでユニット数が少ないので短時間で遊べる。
　　・機体を自由に選べる。（※一部除く）
　　・月を舞台にしたSFストーリーと登場人物の会話が◎。
　　・戦闘アニメやイベント時の絵やアニメが良かった。
　　　（やや地味に感じるのはきっと背景色とBGMのせいだろう。）
　　・ネットワークで見ることのできるニュース。新OS発表だと！？

気になった点
　　・オープニングを飛ばせるようにして欲しい。
　　・短時間マップのわりに難易度が易しめ。店を使わなかった。
　　・大きいマップや高難度モードがあっても良いかもしれない。


月に始まる宇宙どっぷりな雰囲気がとにかく良かったです！
専門用語が多めですがストーリーが明快だったので全く気になりませんでした。

ターン制限マップや救出マップなどそれなりに変化もあり、
気軽に楽しむことができました。面白かったです！

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