No.20: ある屋敷の宝


祖父の大切なものを探す謎解きRPG。



ジャンル: 謎解き探索系ADV
作者: くしゃこむ様
プレイ時間: 1〜3時間
遊んだバージョン: ver1.00


プレイ内容

それではゲームスタート。おじいちゃんの手紙を握りしめながら屋敷の前に立っています。

探し物は屋敷の中にあるとのことなので、さっそく入ってみましょう。
効果音やBGMの雰囲気も相まっていかにも探索系という感じがします。
ギィ〜という扉の音。・・・まさか幽霊とか出てきませんよね?(ドキドキ)

さて、屋敷の中は広いですが、入れる部屋は限られており、
また調べる対象物も多くはありません。(箱や額縁など)
マップを覚えるのが苦手な自分にとってはとてもありがたい心遣いです。

メインである「謎解き」については、思考系パズルが中心で
理不尽な物は一つもありませんでした。
ヒント完備なので、わからなければ見てしまいましょう。
(ヒントを見てもエンディングが変わるということはないようです。)


エンディング

エンド数は2つ。
分岐は最後の最後に「大切なもの」をどうするかだけで決まります。


総括

パズル大好きな自分にとっては、純粋に謎解きに没頭できたので、
サウンドや文章の雰囲気も手伝って、大変楽しい時間を過ごすことができました。
メニューも使いやすく見た目も綺麗で良かったです。

結末については、ストーリーに重きを置く方にとってはやや肩透かしかもしれません。
(途中の回想が何かの伏線になっていると想像していたのですが、そうではありませんでした。)
ですが、最後の最後まで「推理する」をメインに置いた結果と考えると
全体の統一感を損なわない心あたたまる良エンドだと思いました。


攻略

ヒントを見ても解けない場合の攻略を書いておきます。
(選択で反転して読んで下さい)

・キッチンの箱
 →1階の地図を1階の額縁に入れると壁の配置から312と読み取れる。

・中庭のメモ
 →メモに書かれている場所(広間の壁)を切る。

・こども部屋の箱
 →二つの部屋の家具を比べて左が同じ物、右が違う物。

・客室の金庫
 →1〜5の数字のうちA x B = Cにあてはまるのは 3x4=12だけ。
  そこから33x44か44x33のいずれかとわかる。
 →次に中庭に行って、どの位置にどの数字が対応するか確認する。

・ダイニングの箱
 (※弟が兄より先に結婚したという情報を利用する。)
 →【情報A】座っている人物は、両親、兄、弟夫婦の5人。したがって最年長男性である父親が上真ん中の席。
 →【情報A】夫婦は隣り合っているので、上の席は両親と兄、下の席は弟夫婦。
 →【情報E】チョコレートを食べた人物は隣り合っていないので、上両側がチョコレート。
 →【情報E】女性はケーキを食べた。上両端のどちらかが母親でチョコレートケーキ。
 →【情報R】弟嫁がショートケーキ、弟がチョコクッキー。兄がチョコアイス。

・書斎への扉
 →日記を見ると星と鳥とロウソクが描かれている。
 →メモの情報から「星から下へ、鳥から進行方向へ、ロウソクから上へ」線を書く。
 →過去から並べると ■■■+■
 →さらに祖父からの手紙で■。■■■+■■=■■■を入力する。

・書斎の箱
 →色は絨毯の色。地図を見て絨毯の色で塗り分けるとアルファベットが浮かび上がる。

・エンディング分岐
 →「大切なもの」を持って屋敷を出るとNormal End。
 →「大切なもの」をxxxに置いて屋敷を出るとGood End。

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