No.4: Legend of Lemuria −第二次人魔大戦−
年寄りが頑張るRPG。
ジャンル: ファンタジー系RPG
作者: 綺人様
プレイ時間: 5〜10時間前後
遊んだバージョン: 2015.08.04公開版
ゲーム内容
テンポの良い会話としっかり張られた伏線で王道ストーリーを演出豊かに見せてくれるRPGです。
一方「エクストラモード」を選ぶと育成・戦闘をメインにした楽しみ方をすることもできます。
───突如現れた魔族に全土を侵略されたレムリア大陸。
人々は妖精族と力を合わせることで、なんとか魔族を退けることに成功した。
そしてこの長きにわたる戦いに決着をつけるべく
若き四人の勇者たちが「魔界門」へと向かった・・・。
しょっぱなからのラスボス戦だ!負けるわけにはいかない!
「魔界門」を閉じるのは妖精族グローリエルの役目。
そして50年の時が過ぎ───、
大陸は再び魔族の襲撃を受けていた。
かつての勇者4人もまたこの地を救わんと立ち上がっ・・・
ってジジイやんかぁああーーーーっ!!!( Д ノ)ノ彡
そりゃ仕方ないですよ。50年経ってますからね。
攻撃もなんだかショボいです。まあお年寄りですからね。
若干・・・いやかなり不安ではありますが、しかしだからこそ気になる
かつての勇者たちがどんな活躍を見せてくれるのか。
その行く末をしかと見届けることといたしましょう。それではゲームスタート!
POINT: タイトルメニュー
- シナリオモード :物語にそってゲームを進めていくモードです。
- エクストラモード :育成や戦闘を重視したおまけモードです。
まずは「シナリオモード」を選びましょう。
最初に始まる「序章」は戦闘のチュートリアルを兼ねています。
POINT: 「戦闘」
- 戦闘が終わるたびに全回復します。スキルは出し惜しみせず使おう!
- スキルを使うために必要なSPは時間経過で少しずつ貯まります。
- スキルを何度も使うと特定のパラメータが上昇します。
→例:「大斬撃」を何度も使うと「影響:物攻」つまり物理攻撃力が上昇します。- 行動順はキャラの敏捷値で決まります。
- 20ターン以内に倒すと「FAST BREAK」となり経験値とお金が3倍に!
基本的には通常攻撃と攻撃系スキルを中心に使い、HPが減ったら「キュア」で回復すれば十分です。
(「コンボ」は当分使うことはないので気にしないで進めましょう。)
なおスキルは下のように装飾欄に装備することで使えるようになります。
この5つの欄に何を装備するかが戦略の要となります。
(戦闘中にアイテムを使いたい時は「アイテム袋」を装備します。)
POINT: 「オーブは誰に使えばいい?」
- 敵を倒すと「オーブ」を拾うことがあります。これを使うと能力値を上げることができます。
- 「オーブ」はたくさん拾えるのでどんどん使ってしまってかまいません。
- 最終戦で戦うキャラは→(文字選択で読んで下さい)「序章に出てきた老人4人です。」
エンディング
エンド数は「シナリオモード」と「エクストラモード」各1つずつです。
攻略
POINT: 「ザコに勝てない時は」
- 前のマップに戻ってキャラを鍛える。
- 強い敵からは逃げる。(シナリオモードは逃走率100%)
- 攻撃力を上げる。
- 敏捷値を上げる。
POINT: 「ボスに勝てない時は」
- 雑魚狩りをしてレベルを上げる。
- ステータス異常対策にガードリングを装備する。
- 薬を買い込んでアルフレドを回復係にする。
総括
良かった点
・ストーリー、キャラ、演出、セリフ、マップ全てが高い水準で安心して楽しめた。
・老人が戦うというアイデアとそれに基づく数々のセリフが良かった。特にラスト出陣時。
・丁寧に伏線が張ってあるため唐突感を感じることもなく良いシナリオ展開だった。
・2種類のモードがあるのもGood。
気になった点
・凝った戦闘システムのわりに戦略性が薄い気がする。(シナリオモードの感想)
→能力値を上げやすいのとコンボが機能していないせい?
スキルで能力値を上げなくともオーブ・指輪・FBがあるので結局攻撃重視になってしまう。
(逃走不能かつキャラが増える「エクストラモード」なら事情が違ってくるかも。)
・武器防具に選択の余地があればさらに嬉しかった。
上手に宝箱を配置してストレスを感じさせないマップの作りにも感心しました。
(一番のお気に入りは三章の牢のあるマップ。)
とにかく「面白かった」の一言!王道ストーリー好きの方には特にお勧めです。
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